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ヤマハ発動機株式会社

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レース結果

レース結果(リザルト)とレースの展開をレポート形式でご覧いただけます。


■大会名称:MotoGP第16戦ポルトガルGP
■開催日:2006年10月15日(日)
■開催地:ポルトガル/エストリルサーキット(4.182km)
■観客数41,016人
■周回数:28周(117.096km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:26度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分36秒200)
■FL:K・ロバーツ(KR/1分37秒914)



ロッシ、2位表彰台でランキング首位に浮上!

【速報】
ロッシ、エドワーズ、ヘイデン(ホンダ)、ペドロサ(ホンダ)の順で迎えた5周目、ペドロサが転倒して直前を走るヘイデンに接触し、両者ともリタイヤとなる。最終ラップはロッシとエリアス(ホンダ)の一騎討ちとなり、ロッシは最終コーナーを首位で 抜けるが、ゴール寸前でエリアスが僅かに前に出て1000分の2秒差で優勝。ロッシは2位となった。これでランキングでロッシは単独首位となり最終戦を迎える。

決勝はロッシの好スタートで開始。ロッシ、ペドロサ、エドワーズ、ヘイデン、ストーナー(ホンダ)、カピロッシ(ドゥカティ)、ジベルナウ(ドゥカティ)らが続く展開。2周目に入ったところでストーナーとジベルナウが転倒してリタイヤ。続く3周目はロッシ、ペドロサ、エドワーズ、ヘイデンの順でこの4台がトップ集団を形成。そして5周目に4番手を走っていたペドロサが転倒し、その直前を走っていたヘイデンに接触する形となり両者転倒。これでロッシ、エドワーズのワンツー体制で進行。2人のホンダ選手の転倒で5番手に繰り上がったエリアスは、その後中盤15周目には先行するエドワーズを抜いてロッシのすぐ後方に迫る。ロッシは首位を守るが終盤20周目にエリアスが先行。2人のバトルはその後も続き、これにロバーツ(ホンダ)とエドワーズが加わる4選手での接近戦のまま終盤へ突入。ラスト27周目にはロバーツが首位を走るが、激しい接近戦のままエリアス、ロッシ、ロバーツ、エドワーズの順で最終ラップに突入。ロッシは最終ラップの終盤にエリアスをパスして最終コーナーをトップで戻るが、エリアスは懸命に追い上げ、結局エリアス、ロッシの順で約10pの僅差でゴール。1000分の2秒差の接戦だった。終盤の4台のトップ争いは、エリアス、ロッシ、ロバーツ、エドワーズが0.864秒差という僅差でゴールとなった。これでロッシはヘイデンに8ポイント差でランキング首位に浮上。最終戦で2位以内に入ればタイトルが決まる計算となる。

【レース展開】
ロッシが第16戦ポルトガルGPで2位を獲得。タイトル争いのライバルのヘイデンが転倒リタイヤとなったことから、ロッシは逆転トップに浮上、8ポイントをリードすることとなった。優勝はT・エリアス(ホンダ)。ゴールラインまでの直線でスリップストリームについたエリアスが僅かに前へ出てチェッカー。写真判定の結果1000分の2秒の僅差でモトGPクラス初優勝が決定した。

今回優勝を逃したロッシだが、2週間後の最終戦で2位以内に入ればチャンピオンが決定する。チームメイトのエドワーズも重要な役割を果たし、終始トップグループを走行。最終的には4位となった。前日に行なわれた予選では、絶好調のロッシとエドワーズが、ルマン以来2度目となる1−2グリッドを確保。ロッシにとって今季4度目となったポールタイムは1分36秒200、2位のエドワーズは僅か0.278秒差。ふたりとも、もてぎテストの成果と金曜日のプラクティスの結果をもとに、この予選セッションで決勝用のマシンセッティングを煮詰めていった。

隣国スペインからの遠征組を含む41,016人の観衆を集めた日曜日の決勝。前日と前々日は晩夏の太陽に恵まれたが、日曜日は曇り空となり一気に気温が下降。路面温度では約10度も低くなったばかりでなく、雨に備えてチームスタッフたちは、常に準備をしておかなければならない状況だった。

ロッシとエドワーズはともに絶好のスタート。横一線になりながらトップで1コーナーへ。まもなくペドロサ(ホンダ)がエドワーズを抜いて2位に上がったが、エドワーズはその2周後に再び抜き返して後続の追撃をブロックする展開。3位、4位で続いていたペドロサとヘイデンは、ペドロサがヘイデンに衝突してともに転倒。わずか5周でリタイヤとなった。

1−2を形成したロッシとエドワーズ。このあとはエドワーズが懸命にロッシをサポートする。しかし路面温度の低さが影響してペースが上がらないロッシは、なかなかリードを広げることができない。レース後半を迎える頃には2秒ほどのアドバンテージを築いていたロッシ。その後エリアスが激しい追撃を開始して16周目にはエドワーズを抜いて2位に浮上。さらには1分38秒063のベストタイムを含む好タイムをキープしながらロッシの後方に迫ってくる。またK・ロバーツ(チームKR)も1分37秒914のハイペースで接近を始めていた。

ロッシとエリアスは互いに激しくポジションを入れ替えながらトップ争いを展開。そこにエドワーズとロバーツが加わり4台による大バトルが最終ラップまで続くこととなった。最終的には4台が0.864秒差で次々にゴールラインを通過。写真判定の結果、エリアスの優勝が決定。ゴール直前のストレートでスリップストリームについていたエリアスは、ライン手前で僅かに前へ出ていた。エドワーズは最終ラップで追い込みきれず、表彰台を逃して4位となった。

テック3ヤマハ・チームのC・チェカは、中野真矢(カワサキ)、ストーナー、ジベルナウなどの転倒もあり自己ベストタイの7位を獲得。ラップタイムではロッシの記録にわずか0.05秒差という健闘で、自らの34歳の誕生日を祝うことができた。チームメイトのJ・エリソンはスタートで出遅れてA・ホフマン(ドゥカティ)とバトルを展開。このなかでタイヤを消耗してグリップが落ちてしまったため、後半は完走を目指して慎重に走りきり13位。



V・ロッシ選手談(2位)
「ついにチャンピオンシップのトップに立つことができた。本当に嬉しい。優勝できなかったのは残念だけれど、今日はやはりランキングのほうが重要だよ!スタートはうまくいって1コーナーを抜けたところでトップに立った。でも昨日に比べると気温が10度も低かったから問題もあって、ペースは昨日ほど速くなかったんだ。そのあとコーリンが僕の後ろについてきてくれているのを見て、とてもリラックスできた。だって彼が最大限僕を助けてくれるということがわかっていたからね。彼には本当に感謝している。だから一緒に表彰台に上れなかったのが残念だ。レース自体は楽じゃなくて、ケニーやエリアスがとても速かったから僕は最初から最後までプッシュし続けなければならなかった。そして最終ラップの最後のシケインに飛び込んだ時にはトップで抜けられると思っていたんだけれど、ゴールラインではトニーがほんのわずか前に出ていたんだ。彼の初優勝は素晴らしい走りだったよ。最終戦までの2週間は気持ちをリラックスさせて、そしてバレンシアでの最後の戦いに集中して臨みたい。最後にもう一度、チームのみんなにありがとう。今日確かにヤマハのチームスピリットというものを見せてもらった。僕もコーリンも、このようなチームでレースができて本当に幸運だ」


C・エドワーズ選手談(4位)
「好スタートをきって上位に出て、とにかくバレンティーノを助けようと考えていた。プラクティスでのペースが1分37秒9だから、38秒5をキープできればライバルたちを抑え込めるはずだ。僕の計画では、彼がトップに立って僕が2番手につけて後方をブロック、その間にバレンティーノがリードを広げてくれるはずだった。でも昨日のプラクティスほど彼のペースが上がらなかったので、僕ら数台が後にぶら下がったままという格好になってしまった。そして最後まで大変なバトルになり、僕は最終的に表彰台も逃したのは、やはりちょっと悔しいね。だってこのウィーク中も、チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたから恩返しがしたかったんだ。でも今日の結果は、チームとしてもこれ以上ないほどの嬉しいものになったのだから良かったと思う。最終戦ではもっと厳しい戦いになるだろうが、好結果を信じて挑んでいくだけ」


D・ブリビオ、キャメル・ヤマハ・チーム監督談
「シーズン後半の目標としてきたことが現実となった。つまりバレンシアの最終戦を迎える時点でチャンピオンシップの可能性を残しておく、ということだ。だから今日は本当に嬉しい。またコーリンが上位に戻ってきてくれたことも、チームとしては非常に嬉しいこと。バレンティーノのチームメイトとして重要な役割を果たし、素晴らしいチームメンバーであることを僕らに見せてくれた。ふたりは互いにとても良い関係を築いていて、その考え方がチームスタッフ全員に伝わっていっている。こうしたことがなぜ重要なのか、今日は実際にそのことをしっかりと見せてもらったよ。残りはあとひとつ。ブルノ以来、僕らがやり続けてきたことを、このままあと2週間続けていくということだ。この2週間を有意義に使ってベストを尽くし、最終戦での優勝を目指して準備をしていく」


C・チェカ選手談(7位)
「結果には満足している。1コーナー進入でちょっと問題があったから、もっと順位が低くても不思議はなかったからね。バーミューレンがブレーキングでかなり深く突っ込んできて僕に接触。あの場所で何かあると大きな事故にもつながるからあまり他車と近づきたくなかったんだ。そのあとはペースを取り戻して何台かパス。走りも好調だったので、久しぶりにとても気分良く走ることができた。そしてまもなくエリアスとロバーツに追いついたが、その頃にはすでにリアの安定性がなくなってきていて、マシンの挙動が激しくなっていた。またタイヤのサイドのグリップも落ちてきていたので、ラップタイムでコンマ3秒から4秒も遅くなり、そのあとはもう追い上げることができなくなった。玉田と何度か順位を入れ替えたが、それもついて行けなくなった。コースアウトしてしまいそうなくらいハードに攻めていたが、終盤はタイヤを温存して最後まで走りきるほうに気持ちを切り替えた。難しい状況の中の7位には満足している」


J・エリソン選手談(13位)
「スタートからまったくうまくいかなかった。序盤で前に出られてしまうと抜き返すのが難しいことはわかっていたので、早めにアレックス(ホフマン)の前に出てカルロスについて行きたかったのだが、それができなかった。このコースは、よほどの決意を持って抜きにかからないとなかなか難しい。ストレートでスリップストリームにつけ チャンスを窺っていたが、アレックスも僕をしっかりとブロックしていてなかなか抜きかえせない。そうこうするうちにグリップが落ちてしまい徐々に後退。こんな調子だったから非常に残念だ」


H・ポンシャラル、テック3ヤマハ・チーム監督談
「ヤマハ・チーム全体としてとても素晴らしい一日になった。僕らとしてもUSGP以来、初めての好レースができた。カルロスは1コーナーで問題があって、1周目を終えた時点で13位か14位まで落ちてしまったが、持ち前の粘り強さで冷静さをキープして挽回に成功した。最初の10周は、トップグループと同等あるいはそれ以上の速さを見せてくれたしレース自体も素晴らしかった。でもその後の玉田、ホプキンスとのバトルでは徐々に離されてしまった。今日もまた一歩、前へ進めたことを証明できた。重要な一戦でいいレースができて満足している」


辻 幸一(ヤマハ発動機モトGPグループ)談
「決勝レースは1位に対し、0.002秒という僅差で2位となり、非常に悔しさの残る展開でしたが、チャンピオンシップポイントでは逆転してトップに立ち、2位に8点差をつけることができました。初日からセッティング、タイヤとも、まとめきれなかったなかで、キャメル・ヤマハ・チームの両ライダーが予選1-2という好結果をもたらしてくれ、チームの士気も今まで以上に上がり、レースにも期待がかかりました。決勝では、ホールショットのロッシ選手がレース大半をリードするも、最後はかわされてしまいましたが、チームメイトのコーリン選手もがんばりを見せ4位。テック3・ヤマハ・チームのカルロス選手は7位。エリソン選手は13位とヤマハ勢全員ポイント獲得でレースを終えることができました。次節は最終戦。スペインはバレンシアでのGPとなります。チャンピオンをかけたレースとなります。皆様のよりいっそうの声援をお願いいたします」



順 位

ライダー

チーム

マシン

タイム

1

T・エリアス

Fortuna Honda

Honda

46'08.739

2

V・ロッシ

CamelYamaha Team

Yamaha

+0.002

3

K・ロバーツ

Team Roberts

KR211V

+0.176

4

C・エドワーズ

CamelYamaha Team

Yamaha

+0.864

5

玉田 誠

Konica Minolta Honda

Honda

+18.419

6

J・ホプキンス

Rizla Suzuki MotoGP

Suzuki

+25.181

7

C・チェカ

Tech 3 Yamaha Team

Yamaha

+29.348

8

M・メランドリ

Fortuna Honda

Honda

+31.813

9

C・バーミューレン

Rizla Suzuki MotoGP

Suzuki

+40.117

10

R・ド・ピュニエ

Kawasaki Racing Team

Kawasaki

+41.496

11

A・ホフマン

Pramac d’Antin MotoGP

Ducati

+41.533

12

L・カピロッシ

Ducati Marlboro Team

Ducati

+44.776

13

J・エリソン

Tech 3 Yamaha Team

Yamaha

+1'19.113

14

J・ルイス・カルドソ

Pramac d’Antin MotoGP

Ducati

+1'40.716

15

G・マッコイ

Ilmor SRT

Ilmor X3

+4Laps





順 位

ライダー

マシン

ポイント

1

V・ロッシ

Yamaha

244

2

N・ヘイデン

Honda

236

3

M・メランドリ

Honda

217

4

L・カピロッシ

Ducati

209

5

D・ペドロサ

Honda

202

6

K・ロバーツ

KR

126

8

C・エドワーズ

Yamaha

117

15

C・チェカ

Yamaha

69

18

J・エリソン

Yamaha

24



順 位

コンストラクター

ポイント

1

Honda

344

2

Yamaha

282

3

Ducati

223

4

Suzuki

146

5

KR211V

126

6

Kawasaki

100

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