第1戦 日本GP
■開催日2002年4月7日(日)■鈴鹿サーキット(21周=122.241Km)
■天候:雨15度■路面:ウェット■路面温度:17度■観客:43,923人
■PP=V.ロッシ(2分04秒226/ホンダ)■FL=V.ロッシ(2分19秒105/ホンダ)


YZR-M1のデビューを3位表彰台で飾ったチェカ


カルロス・チェカがM1で表彰台獲得!

 規則変更で2スト車・4スト車の混走となった初レース、モトGPクラス決勝は小雨が残るウエット路面で決勝がスタート。終盤トップに立ったロッシ(ホンダ)が優勝。2位に梁明(スズキ)、3位にC.チェカ(ヤマハ)が入り、表彰台を4ストが独占した。2スト勢では、阿部典史(ヤマハ)の5位が最上位となった。

 決勝序盤は梁、伊藤真一(ホンダ)、O.ジャック(ヤマハ)、ロッシがトップ集団を形成。その後方に、チェカ、S.ジベルノー(スズキ)が続いて進行。ところが、ジャックはスタート時のフライング判定を受け6周を終えてピットストップし後退。その後中盤までは梁、ロッシ、伊藤、チェカの4台がトップ集団を形成してレースをリード。後半に入り、15周目にロッシがトップにたつ。17周目にはチェカが伊藤を抜いて3番手に。ラスト3周もこの順位は変わらず結局、ロッシ、梁、チェカの順のチェッカーとなった。
 予選5番手スタートのM.ビアッジは7周目10番手走行中に転倒しリタイヤ。予選9番手発進の中野はスタートでやや出遅れ、序盤15番手前後からの追い上げとなるが、8番手まで浮上した18周目のスプーンで転倒しリタイヤ。G.マッコイは3周目に転倒リタイヤに終った。P.リバ(ヤマハ)は予選不通過だった。



C.チェカ選手談:
「YZR-M1での最初のレースで3位になれて嬉しい。決勝では、先頭グループが見える位置で走ることがまず大切だと思っていた。ロッシ・梁両選手が自分を抜かした後、自分は彼らに追いつこうと頑張った。伊藤選手にもついていった。伊藤選手がS字に進入しようとしたとき、彼がフロントのグリップを失い、彼のマシンの後輪と自分のマシンのカウルが接触した。自分も前輪グリップを失いそうになり、2人ともクラッシュしそうになったが、その後はまたハードに攻めた。今回は雨での成績だから、自分としては昨日の予選タイムに意味があると思う。YZR-M1の仕上がりとそのレベルの高さが証明できたからだ。勝つための準備は整っている。次ぎのレースにも自信はある」

M.ビアッジ選手談:
「フロントタイヤがホワイトラインにのるイージーミスだった。でもこの状況下ではね・・・。今日は確実にポイントを獲得したかったのだが・・・。大きくホイールスピンしたのでスタートは悪かったが、後は自分のレースが出来たし、マシンの具合も良かった。セッティングも予選を通じ良くなってきていたので、今回は雨でアンラッキー。南アフリカでは良い結果を出せると思う」

阿部典史選手談:
「言ってた通り、2ストで一番になったでしょ?(笑) 正直言って宇川さんとのバトルは厳しかったけど、スタート前のウォーミングアップでもセッティングを変えて、自分としてできるだけのことは100%やれました。いい走りもできたけど、5位という結果については悔しい。やっぱり優勝を狙ってましたからね」

中野真矢選手談:
「18周目のスプーンカーブで転倒してしまいました。体は大丈夫ですが、残念ですね。決勝レースは、スタートでホイルスピンをさせすぎてしまい、出遅れたのが大失敗でした。その後は追い上げてバロスとバトルができたのは楽しかった。ペースもつかめたし、限界も分かっていたはずだったのに、ちょっとアクセルを開けすぎたかな。でも、終わったことは仕方がない。次のレースで頑張ります」

O.ジャック選手談:
「オフィシャルのサインボードを見た時は、信じられなかった。ジャンピングスタートしたつもりではなかったのだが・・・。それで自分のモチベーションも保てず、ピットに戻りマシンを降りた。直線では4ストと勝負できなくても、それ以外では彼らより速く走る自信があったのに・・・」

J.ホプキンス選手談:
「自分にとって最初のモトGPだったが、結果には満足している。ラコーニ選手、カピロッシ選手、加藤選手らに追いつこうと頑張ったが、シケインで転倒した。ピットに戻ると他に多くクラッシュした選手がいることが分り、再スタートして完走すればポイントを獲得出来る可能性があると思い、レースに復帰し、結局ポイントを獲得できた」

G.マッコイ選手談:
「上手くいっていたが、フロントから転倒した。一生懸命頑張ったんだけど・・・・。いいコンディションではなかったし、また足の具合も良くなかった。治療にはもう少し時間がかかるし、またマシンセッティングにも時間は必要だね」


第1戦 日本GP決勝結果

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 バレンティーノ・ロッシ Repsol Honda Team Honda 49'32.766
2 梁 明 Telefonica Movistar Suzuki Suzuki 49'34.316
3 カルロス・チェカ Marlboro Yamaha Team Yamaha 49'41.119
4 伊藤 真一 Team HRC Honda 49'43.595
5 阿部 典史 Antena3 Yamaha D'antin Yamaha 49'53.189
6 アレックス・バロス West Honda Pons Honda 50'05.025
7 青木 宣篤 Proton Team KR ProtonKR 50'12.399
8 レジス・ラコーニ MS Aprilia Racing Aprilia 49'40.232(-1lap)
9 ロリス・カピロッシ West Honda Pons Honda 49'44.518(-1lap)
10 加藤 大治郎 Fortuna Honda Gresini Honda 49'48.895(-1lap)
11 原田 哲也 Pramac Honda Racing Team Honda 50'07.870(-1lap)
12 ジョン・ホプキンス Red Bull Yamaha WCM Yamaha 51'42.424(-5laps)
DNF 宇川 徹 Repsol Honda Team Honda 42'42.787(-3laps)
DNF 中野 真矢 Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha 40'37.832(-4laps)
DNF ジェレミー・マクウィリアムス Proton Team KR ProtonKR 38'06.619(-5laps)
DNF セテ・ジベルノー Telefonica Movistar Suzuki Suzuki 28'31.644(-9laps)
DNF オリビエ・ジャック Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha 29'31.616(-9laps)
DNF ケニー・ロバーツ Telefonica Movistar Suzuki Suzuki 14'35.560(-15laps)
DNF マッシミリアーノ・ビアッジ Marlboro Yamaha Team Yamaha 14'35.858(-15laps)
DNF ユルゲンv.d.グルーベルグ Kanemoto Racing Honda 11'03.858(-17laps)
DNF ギャリー・マッコイ Red Bull Yamaha WCM Yamaha 05'04.167(-19laps)

 



ポイントランキング
順位 ライダー マシン POINT
1 バレンティーノ・ロッシ Honda 25
2 梁明 Suzuki 20
3 カルロス・チェカ Yamaha 16
4 伊藤真一 Honda 13
5 阿部典史 Yamaha 11
6 アレックス・バロス Honda 10
250ccクラス | 125ccクラス

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