第11戦 ポルトガルGP
■開催日:2002年9月8日(日)■開催地:ポルトガル/エストリル(1周4.182Km)
■周回数:28周(117.096km)■天候:雨19度■路面温度:17度■観客:50,000人
■PP:C.チェカ(ヤマハ/1分39秒793)■FL:V.ロッシ(ホンダ/1分52秒302)


2位表彰台を獲得したチェカ・ YZR-M1


チェカが雨中のレースで2位獲得!

 激しい雨のなか開催された第11戦ポルトガル大会で、マールボロ・ヤマハ・チームのC.チェカが2位を獲得。チームメイトのM.ビアッジは6位に留まり阿部典史(アンテナ3ヤマハ・ダンティン)、J.ホプキンス(レッドブル・ヤマハWCM)がそれぞれ7位、8位で続いた。

 チェカはポールポジションを獲得していたものの、スタートでホイルスピンを起こして12位まで後退。そこから懸命の挽回で3周目に8位。その後、トップグループを視界に捕らえるとさらにじわじわと差を縮め、レース後半は宇川徹(ホンダ)と3位争いを展開した。
 コーナースピードに勝るチェカは徐々に引き離して単独3位。さらに残り4周ではトップを走っていたS.ジベルナウ(スズキ)が転倒したためチェカが2位に上がった。優勝はV.ロッシ(ホンダ)。



C.チェカ選手談:
「スタートでホイルスピンを起こし、大きく出遅れた。1コーナー進入では抜き差しが激しく危険を感じたが、そこで慌てず、その後、数ラップをかけて少しずつ挽回した。ロッシの後ろを走っていた時、宇川とロバーツがとてもハードに攻めていたが、彼らはある部分で僕より速く、ある部分で遅いことがわかった。その後ふたりを抜いたが、ロッシは離れすぎていて届かなかった。今日はウォームアップで数箇所、グリッドでもいくつかの変更を行った。このコンディションとスタートミスを考えれば2位は素晴らしい結果」

M.ビアッジ選手談:
「セッティングがなかなか煮詰まらず、予選中から悩みっぱなし。ウォームアップでニューシャシーに関する調整を行うつもりだったが、雨でそれが出来なかったため、以前のシャシーを使用した。というのはそのほうが慣れているから。ジベルナウはレースの大半をリードしていただけに残念だった。その結果としてロッシが優勝したが、これはただ運が良かったというだけではなく、やはり彼の実力だと思う」

阿部典史選手談:
「自分でわざわざ厳しいレースにしてしまったみたい。これではメカニックに申し訳ない。サイティング・ラップの転倒で彼らはものすごいプレッシャーを背負うことになってしまったから。いつもよりもゆっくりのペースでコーナーに進入したが、急にフロントが切れ込み転倒。自分でも何が起きたのかわからない。しかもマシンのダメージがひどく、結局スペアで走ることになってしまったんだ」

P.リーバ選手談:
「路面がとてもスリッピーで難しいコンディション。僕はまだまだ走行距離が短く、慣れないことが多いので、今日のような状況では気持ち良く走ることが出来なかった。今の僕に必要なのは少しでも多くサーキットを走り、マシンやレース・スピードに慣れることだ」

J.ホプキンス選手談:
「路面コンディションがひどすぎた。コースのあちこちに水の流れが出来ていて何度もフロントが滑った。そのたびにバイクを立ててクラッシュを避けていたら、ついには曲がりきれずにコースアウトしてしまった。そのあとは無理せず淡々と走るしかなく、阿部を抜きたかったが追いつけなかった」

G.マッコイ選手談:
「このひどいリザルト……原因は何かと聞かれても、自分でもまったくわからない。とっても悔しい結果だ。走行時間の不足、とくに雨中ライディングの機会が少なかったこと……すべては自分のせい。だってマシンは問題がなかったのだから」

中野真矢選手談:
「ウォームアップの時点ですでにグリップ不足を感じていた。スタートで前のほうにつけても、そのペースについていくのは難しいとわかっていたんだ。それでもコーナー出口でのスライドをコントロールしながら全力で攻めた。バイクの挙動が予想できず、ついには転倒。なんとか再スタートできたが、エンジンのフィーリングがおかしくなり、その後は攻めきれなかった」

O.ジャック選手談:
「ギアボックスに問題があった。原因ははっきりしないが、とにかくシフトダウンでひっかかってしまう。結局それが原因で転倒してしまった」


第11戦 ポルトガルGP決勝結果

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 V. ロッシ Repsol Honda Team Honda 54'12.962
2 C. チェカ Marlboro Yamaha Team Yamaha +22.200
3 宇川徹 Repsol Honda Team Honda +24.220
4 K. ロバーツ Telefonica Movistar Suzuki Suzuki +40.832
5 A. バロス West Honda Pons Honda +42.709
6 M. ビアッジ Marlboro Yamaha Team Yamaha +44.064
7 阿部典史  Antena3 Yamaha D'antin Yamaha +1'49.012
8 J. ホプキンス Red Bull Yamaha WCM Yamaha +2'3.101
9 J. マクウィリアムス Proton Team KR ProtonKR +1lap
10 原田哲也 Pramac Honda Racing Team Honda +1lap
11 G. マッコイ Red Bull Yamaha WCM Yamaha +1lap
12 中野真矢 Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha +1lap

 



ポイントランキング
順位 ライダー マシン POINT
1 V.ロッシ Honda 245
2 宇川徹 Honda 156
3 M.ビアッジ Yamaha 144
4 C.チェカ Yamaha 116
5 A.バロス Honda 105
6 阿部典史 Yamaha 99
250ccクラス | 125ccクラス

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