第4戦 フランスGP
■開催日2002年5月19日(日)■開催地:フランス/ル・マン(1周4.180Km)
■21周(87.78km)■天候:くもり21度■路面温度:26度■観客:70,000人
■PP:V.ロッシ(ホンダ/1分36秒046)■FL:V.ロッシ(1分36秒846)


今季初表彰台を獲得したビアッジ・YZR-M1


ビアッジ3位表彰台!

 第4戦フランスGPでマールボロ・ヤマハ・チームのM.ビアッジが3位を獲得。今季初の表彰台を手に入れた。
 レースはV.ロッシ(ホンダ)、宇川徹(ホンダ)、ビアッジの3台が熾烈なトップ争いを展開するなか、降り出した雨のために残り7ラップで中断。結局そのまま周回数を短縮して順位が決定された。ビアッジは優勝したロッシからわずか0.604秒差の3位。2位には宇川が入った。
 ビアッジのチームメイト、C.チェカも途中までこのバトルに加わっていたが、9ラップ目に転倒。またアンテナ3ヤマハ・ダンティンの阿部典史は、予選12位の位置から好スタートで7位に浮上。さらに徐々に順位を上げてトップ集団を追っていたが、4位まで上がったところでレース中断となった。
 難しいコンディションのなかで多くの転倒車が出るなか、レッドブル・ヤマハWCMのJ.ホプキンスは慎重なレース運びで11位を獲得。ゴロワーズ・ヤマハ・テック3の中野真矢は他車との接触で順位を下げ、またその際にハンドルバーが曲がる不運もあり13位。さらにそのすぐ後ろにつけていたO.ジャックはこの混乱の影響でフロントディスクに不具合が発生。ひどい振動のためリタイアを余儀なくされた。



M.ビアッジ選手談:
「雨が降ったり止んだりで路面状態が悪く、難しいレースだった。それでも前回のことを考えれば、今日はロッシや宇川についていくことができたし、結果にも満足している。彼らは低速コーナーで勝っている。これからはこの部分が課題の一つとなるだろう。この表彰台はチームが全力でサポートしてくれたおかげ。とても感謝している」

C.チェカ選手談:
「シケイン進入で、マックスが何かを避けるようにわずかに動いたんだ。でも僕はもうラインを変えられなかった。危険を知らせるフラッグは何も見ていなかったから、あそこに何かがあるとは知らなかった。バイクの調子も良かったし自分自身も乗れていただけに悔しい。でも悔やんでも仕方がないので次に向けて気持ちを切り替える」

阿部典史選手談:
「好スタートで予選グリッドの遅れを取り戻した。トップ争いのロッシ、宇川、ビアッジの4ストロークマシンにかなわない部分もあるが、それでも彼らが競り合っていたのでその間にわりと楽に差を縮めることができた。マシンも好調、とくにタイヤが素晴らしかったので有利だったようだ」

J.L.カルドソ選手談:
「今日の自分の走りには満足している。レースは久しぶりで、今日の難しいコンディションよりも体力のほうが課題だった。冬の間にトレーニングを積んできたが、それよりもとにかくバイクに乗ることが大切だと感じた」

J.ホプキンス選手談:
「いつもブレーキングでセテ(ジベルナウ)に追いついた。実際、そこが4ストローク車に対するときの有利な点だとわかった。十分にパスができるし、そのあとも逃げることができると確信できた。それからさらにジェレミー(マクウイリアムス)に照準を合わせたが、ここでレースが中断になってしまった」

J.M.バイル選手談:
「レース序盤はタイヤの感触が伝わりにくく苦労したが、リズムに乗ってからはいい感じになった。限られた時間でベストセッティングを見つけるのは大変な作業なので、今日の14位はまずまずだと思う」

中野真矢選手談:
「原田選手がオーバーランして、そのあとコースに戻ってきた時に避けられず接触してしまった。幸い怪我はなかったが、右のハンドルバーが曲がってしまった。すごく悔しい」

O.ジャック選手談:
「真矢のすぐ後ろにいて、原田にも接触した。そのあとブレーキングで振動が激しくなりディスクが壊れてしまいそうだったのでリタイアを決意した」

D.ブリビオ、マールボロ・ヤマハ・チーム監督談:
「前回に比べ格段の進歩が見られた。ホンダとの距離が大きく縮まったと思う。エンジンブレーキ・システムのニューパーツが効果を発揮したようだ。また次回のムジェロでは新しいシャシーの投入も検討している。ハンドリングとコーナリング特性の向上のためだ。今日のマックスの成績にはチーム全体が励まされた」


第4戦 フランスGP決勝結果

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 バレンティーノ・ロッシ Repsol Honda Team Honda 34'22.335
2 宇川 徹 Repsol Honda Team Honda +0.217
3 マッシミリアーノ・ビアッジ Marlboro Yamaha Team Yamaha +0.604
4 阿部 典史 Antena3 Yamaha D'antin Yamaha +1.701
5 ケニー・ロバーツ Telefonica Movistar Suzuki Suzuki +8.464
6 青木 宣篤 Proton Team KR ProtonKR +10.212
7 ロリス・カピロッシ West Honda Pons Honda +12.437
8 アレックス・バロス West Honda Pons Honda +15.231
9 レジス・ラコーニ MS Aprilia Racing Aprilia +17.155
10 ジェレミー・マクウィリアムス Proton Team KR ProtonKR +21.847
11 ジョン・ホプキンス Red Bull Yamaha WCM Yamaha +25.121
12 セテ・ジベルノー Telefonica Movistar Suzuki Suzuki +25.919
13 中野 真矢 Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha +26.227
14 J.M.バイル Red Bull Yamaha WCM Yamaha +27.011
15 ユルゲンv.d.グルーベルグ Kanemoto Racing Honda +30.342
16 ホセ・カルドソ Antena 3 Yamaha-d'Antin Yamaha +36.574
DNF 加藤 大治郎 Fortuna Honda Gresini Honda -10laps
DNF オリビエ・ジャック Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha -11laps
DNF 原田 哲也 Pramac Honda Racing Team Honda -11laps
DNF カルロス・チェカ Marlboro Yamaha Team Yamaha -13laps

 



ポイントランキング
順位 ライダー マシン POINT
1 バレンティーノ・ロッシ Honda 95
2 宇川徹 Honda 61
3 ロリス・カピロッシ Honda 45
4 阿部典史 Yamaha 43
5 加藤大治郎 Honda 39
6 アレックス・バロス Honda 29
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