第7戦 オランダGP
■開催日:2002年6月29日(土)■開催地:オランダ/アッセン(1周6.027Km)
■周回数:19周(114.513km)■天候:ドライ18度■路面温度:23度■観客:90,000人
■PP:V.ロッシ(ホンダ/2分01秒691)■FL:V.ロッシ(2分00秒973)


3位表彰台のチェカ/4位のビアッジ(左)とチェカ(共にYZR-M1)


チェカが3位表彰台!

 転倒とコースアウトが続出し、参加21台中6台がリタイアという波瀾のレースとなったアッセンTT。そのなかでマールボロ・ヤマハ・チームのC.チェカは、最終ラップで他車と接触してひやりとさせたものの持ちこたえて3位を獲得。チームメイトのM.ビアッジも4位と健闘した。優勝はV.ロッシ(ホンダ)。
 最終ラップの最終シケイン。宇川徹(ホンダ)がチェカのインに飛び込みパスを試みて接触。チェカはコースアウトしたものの転倒を免れてコースに復帰。そのままゴールを目指して3位表彰台を確保した。一方の宇川は転倒後にやはり再スタートして5位となった。チェカはこれでランキング3位に浮上している。
 その他のヤマハ勢ではレッドブル・ヤマハWCMのJ.ホプキンスが自己最高の7位。コンマ2秒の僅差で中野真矢、さらに阿部典史が9位に入った。



C.チェカ選手談:
「バイクの磁石でもついているんじゃないかと思うくらい、今日は多くのライダーと接触した。おかげでツナギにはタイヤのあとがついてしまった。宇川選手との場合は飛び込んでくるのが見えていたのでなんとか転倒を免れた。それでも今日の結果にはとても満足している。ニューシャシーはドライでのテストをしたことがなかったので、今回、慣れるまでに少し時間がかかり、はじめは高速セクションで違和感があったが、レース後半は気持ち良く走れるようになった。またタイヤも5周しかテストしていなかったため心配はあったが、結果的には何の問題もなく最後まで走ってくれた」

M.ビアッジ選手談:
「いろいろな意味でもっと上を目指していた。もっともっと得るものがあるはずだった。このコースは高速コーナーが多く、高速での向き替えは、まさに今われわれが取り組んでいる課題のひとつ。まだまだ満足のいく結果が出ていないのが残念だ。レース中盤まではカルロス、宇川にぴったりついていたが、ミスをして草の上に乗ってしまい離された。次のドニントンとザクセンリンクに向けて今後の課題はハンドリング」

J.ホプキンス選手談:
「ようやく納得のいくスタートができた。そして序盤でいくつか順位を上げることにも成功。ジベルナウ、マクウィリアムス、原田と互角にバトルできたのは嬉しかった。ジベルナウが転倒、マクウィリアムスがリタイアしたあとはしばらく単独走行が続いた。そのうちに気づくと誰かが後ろから迫ってきていた。真矢はシケイン進入でしかけてきたがなんとか7位を守りきることができた」

A.ホフマン選手談:
「とにかく楽しかった! スタートがもっとうまくいっていれば、もっと良い結果につながったと思う。ラップタイムは悪くなかったが、1周目で19位まで落ちてしまったため、抜いていくのが大変だった。最終ラップのシケインではグールベルグを抜くつもりでいたが、黄旗が出ていたためできなかった。それでも結果には満足しているし楽しかった」

中野真矢選手談:
「スタートは良かったが、その後のコーナリングで大勢に抜かれてしまった。他の2ストローク勢とはいいバトルができた。そして最終ラップにはホプキンスを抜こうとしたが、結果的にはうまくいかなかった。8位は満足な順位ではないが、このところの最高でもある」

O.ジャック選手談:
「スタート直後から問題があった。予選中にマシンを煮詰めきれず、そのツケを決勝で払うことになってしまった。タイヤが新しいうちはまだ良かったが、すぐに手に負えない状態になった」

阿部典史選手談:
「テストしたことのないシャシー・セットアップを選択せざるを得なかった。はじめはとても違和感があったが、徐々に慣れて結果的には19位から9位まで上がったので悪くなかったと思う」

P.リバ選手談:
「リアのチャタリングが激しく、転倒の危険性が高かったのでリタイアを決めた。原因については検査中」


第7戦 オランダGP決勝結果

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 V. ロッシ Repsol Honda Team Honda 38'49.425
2 A.バロス West Honda Pons Honda +2.233
3 C.チェカ Marlboro Yamaha Team Yamaha +9.682
4 M. ビアッジ Marlboro Yamaha Team Yamaha +13.308
5 宇川徹 Repsol Honda Team Honda +32.386
6 K. ロバーツ Telefonica Movistar Suzuki Suzuki +33.278
7 J.ホプキンス Red Bull Yamaha WCM Yamaha +35.463
8 中野真矢 Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha +35.619
9 阿部典史 Antena3 Yamaha D'antin Yamaha +37.443
10 J. v. d. グールベルグ   Kanemoto Racing Honda +48.100
11 A. ホフマン Red Bull Yamaha WCM Yamaha +48.325
12 加藤大治郎 Fortuna Honda Gresini Honda +49.371
13 原田哲也 Pramac Honda Racing Team Honda +51.758
14 O. ジャック Gauloises Yamaha Tech 3 Yamaha +1'11.790
15 粱明 Team Suzuki Suzuki +3'14.399

 



ポイントランキング
順位 ライダー マシン POINT
1 V.ロッシ Honda 170
2 宇川徹 Honda 108
3 C.チェカ Yamaha 72
4 A.バロス Honda 71
5 M.ビアッジ Yamaha 69
6 L.カピロッシ Honda 65
7 阿部典史 Yamaha 59
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